
それでも地球は回っている
サカサカ スポンジのような干涸びたフライドポテト
氷の解けきった 生温いジンジャーエールは
一昨日の面影を残して 佇んでいる
それを僕が食べるべきか 一日中考えていた
愛とか 生きるとか 僕には分からないけれど
それでも地球は回っている
チラホラ 黒ずんだ洗面器の隣で
根元が風化した 歯ブラシを口にする
歯茎から血が出てる 顎を伝って落ちる
一筋の血痕は まるで蟻のレッドカーペッド
夢とか 希望とか 僕には分からないけれど
それでも地球は回っている
明日はなぜか 歩ける気がした
愛とか 生きるとか 夢とか 希望とか
地球の自転とか 心のカタチとか
答えが分かったら その冷蔵庫の中に
ラップして閉じ込めて 置いておいてほしい |